
初めてBARを利用される方へ
BARに興味はあるけど、入 りづらい。お酒の知識がないので遠慮してしまう、予約はいるの?いらないの?。などなど疑問がつきません。
当店は、そのような方こそ楽しめるよう工夫しております。BARに慣れている方も、そうでない方もともに楽しいひと時を…
※BAR毎にルールは違いますので、あくまでも参考程度に
お酒の知識がなくても楽しめる?
「お酒に詳しくないとは入れない?」
というお声を耳にしますが、そんな事はありません。
むしろ、知らない方が楽しめる。
それがBARです。
知らないお酒、知らないソフトドリンクに、ワクワクできる場所それがBAR。
食品(酒含)は、数えきれないほど膨大な種類がございます。なので、実は、お酒、全部に詳しい人は、ほぼいないのです。
どなた様も、お気軽にお越しただけると幸いです。

ふらっと入店しても大丈夫?
当店のような、隠れ家的なバーは外からは中の様子が見えず、初めて一歩足を踏み入れるにはなかなか勇気がいる事かも知れません。
また、お仕事帰りに、ふらっと立ち寄るのも勇気がいるやもしれません。
バーというと、重い扉に中が見えない外観、
メニューは?フードは?お値段は?敷居高そう、ルールにうるさそう等々、
不安な要素もいっぱい。
しかし、昨今は、インターネットも発達し、簡単にメニュー、お値段、内部の様子まで調べられる時代となりました。
なので、逆を言えば入りづらい外観、敷居が高そうな見た目のおかげで、泥酔酩酊者も少なく、女性お一人様のご来店も増えています。
また、店内の様子が見えないため、人目を気にすることなく、ゆったりとお寛ぎいただけるのもバーの最大の特徴となります。
時間を忘れ、ゆったりと過ごせる場所それがBARの楽しみです。
どうか、最初の一歩を踏み出す勇気をもってBARデビューしてみませんか?
そして、お仕事帰りにふらっと立ち寄れる場所に、休日の休息の場所に、なれば幸いです。

カメラペルバンビーナから皆様へ
当店は、オーセンティックバーではありますが
初めてのBAR体験、各酒屋さんにてお酒を購入される前のお試しといったコンセプトで営業しております。
また、昨今の値上げ事情を考慮しておうちで購入の難しいお酒のハーフサイズ(15ml)で少しづつ飲める楽しみにも力を入れております
手の届く範囲の幸せをテーマに仕入れて行っておりますので
お気に召すお酒、ソフトドリンクがありましたら、ぜひお近くの酒屋さんで、おうちにお迎えしてあげてください。
初めてのオーセンティックバー体験に当店をお選びただければ幸いです。
知っているお酒の深堀、知らないお酒と出会う楽しみ
どうか素敵なバーライフを
※初めてのBAR体験のお客様の為に、少し店内は明るめにしております。

メニューが、多くて注文の仕方が、
わからない。
BARに、よっては、メニューもなく、どのようにオーダーしていいのか、わからないというお声を耳にします。
でも、難しく考える必要はありません。
普段飲んているお酒や、お好みの味等から、バーテンダーさんに相談されるとよいですよ。
良識あるバーテンダーさんは、とてもやさしく相談に乗ってくれますので気軽に相談してみるのも一つの手段となります。
1:普段飲んでいるお酒から考える。
チューハイ、ハイボール、ウイスキー、ジン梅酒等、普段飲まれているお酒から、連想しオーダーするのも
2:味から考える、カクテルの場合味から考えるというのもあります。さっぱり、甘口、リンゴ味、マンゴー味、抹茶味、きんもくせいの香り、カシス味、等など

ドレスコードはあるの?
服装に関しては、BARごとにドレスコードがある場合がございます。
著しく不衛生であったり、公序良俗に反したりする服装、全裸半裸等、他のお客様が不快にならない程度であれば、問題はございません。
但し、オーセンティックバーによっては、服装の指定もございます。

BARのルール
BARのルールは、お店ごとに異なります。
下記のルールが、一昔前のBARではよく見受けられました。
お店ごとに少しづつルールは変わります。
一見ルールにうるさそうに見えますが、実は簡単です。
当店も、クワイエットカードを導入しております。
ほかのお客様に話しかけられたくない方は
お気軽にご活用ください
-
大声を出さない
-
机の上に鞄や、携帯、マスク等不衛生なもの物を置かない
-
泥酔、酩酊で入店しない。
-
泥酔、酩酊まで飲まない。吐くまで飲まない。店内での睡眠行為
-
トイレは、綺麗に使う。当たりまえの事ですが、意外と男性はできない方も多い…
-
既に、酩酊状態の方を担ぎこんで入店しない。
-
携帯電話での通話をしない
-
隣のお客様に話しかけない
-
ボトル等備品を、勝手に触らない。
-
店内をウロウロと徘徊しない
-
ごみはごみ箱に、グラスやお皿の上に置かない
-
グラスをぶつけての乾杯をしない
-
3名以上の団体様は、なるべく事前連絡を入れる
お会計のルールは?
・バーテンダーは、基本的にはカウンターすべてを見ております。目が合った時、小さな声で、声の出せないタイプのオーセンティックバーは、ジェスチャーで軽く合図を送るのが一般的です。※レジのあるタイプのBARを除きます。

予約は必要?
バーは、他の店と違って、予約がいる?いらない?
と言う、ご質問を多くいただいておりますが、
お店側から指定がない場合
基本的に、予約不要です。
多くのお店が、お仕事帰りに、休日の一杯に、デートに、っと様々なシーンでのご来店を期待されております。
その為、看板に特に書いてない場合、Twitter、Instagram等各種SNSで告知してない限り、どこかに記載がない限り
予約は、不要とお考え下さい。
当店(カメラペルバンビーナ)も、田舎で営業しておりますので、
予約不要です。
お気軽にご来店いただければ幸いです。
蒸留酒と醸造酒と混成酒の分類
■醸造酒(不明、紀元前2000年(有力)~
口かみ酒、チチャ、マサト、チャーン
(単発酵)→ワイン、ミード、乳酒
(単行複発酵)→ビール
(並行複発酵)→日本酒、まっこり、黄酒、ブボット
、他
※メジャーな名称による誤解
※紹興酒➡正式名称、紹興黄酒➡分類、黄酒
━━━
★蒸留酒
(始まりは紀元前1300年頃~、普及8世紀以降、アジアは13世紀以降。蒸留そのものは紀元前3500年頃?)
ウイスキー、ジン、ラム、ウォッカ、テキーラ、ブランデー、パーリンカ、
ツイカ、パリンカ、ポマースブランデー、グラッパ、マール、ラキヤ、オルホ、
ジヴァニア、チャチャ、トレスター、チプロ、バガセッラ、ブッハ、シンガニ、
カシャッサ、ピスコ、焼酎、泡盛、白酒(中国)、ソジュ、アルヒ、ロキシー、
ポッチーン、ワラギ、アクアビット、ランバノグ、アラック、ラク、ネプモイ
、メスカル、ライシージャ、ソトル、アグアルディエンテ
、他
※メジャーな名称による誤解
※チャミスル(商品名)➡分類、ソジュ
※スコッチとバーボン➡分類、ウイスキー
━━━
♦混成酒
梅酒、リキュール、味醂、シェリー酒、白酒(日本)、桑酒、甘み葡萄酒、薬酒、ベルモット、
またたび酒
※お酒の歴史は諸説あり、あくまでも現段階でのお話



whiskey
麦などの穀物類を主原料とするお酒。フランスでは蕎麦等もある。
※穀物であれば、米、キヌア、大豆、蕎麦等もウイスキーとして認められる。
日本、アメリカ(バーボン、テネシー)、スコットランド、アイルランド、カナダの5つの国が主流であったが、昨今は、インドや台湾なども進出。
さらに、アメリカでは、テネシー州やケンタッキー州(バーボン)以外も台頭。
国ごとに、ウイスキーのルールや法律は異なる。麦の比率、濾過、度数、年数、消防法など等多岐にわたる。更に、国により宗教ルールが加わる。
現在、上記以外の国では、イングランド、ウェールズ、台湾、韓国、中国、スウェーデン、スイス、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、スペイン、フランス、イタリア、デンマーク、オランダ、ベルギー、ポルトガル、キプロス、ドイツ、オーストリア、チェコ、トルコ、スロヴァキア、メキシコ、ウクライナ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、イスラエル、ペルー、ソ連(現在はロシア)、クロアチア、アルメニア、アルゼンチン、ブラジル、ベラルーシ、イラン、レバノン、キプロス等、約79カ国(2022年時点で)(製造のみの国も含む)
※2025年時点で68カ国になった可能性があります。
味わい→麦主体による、苦み、甘みにアルコール感。
味わい2→カスク(樽)により、甘み、苦み、クリーム感、甘酸っぱい果実が付随される。
初めて飲むなら→ハイボール、水割り、慣れてきたらロックやストレート。
ハイボールは、上に少しだけフロートした作り方にすると味わいがより楽しめます。
基本度数→40度~(37度~もあります)
※カスク=バーボンやシェリー、ミズナラ等一般的なものからワインカスク、ジンカスク、IPAカスク、ベルモットカスクなど多岐にわたる。
ウイスキー、苦手かなっと感じたらカスクを変えてみると、おいしいのが見つかるかも。



Gin
圧倒的自由!?
それがジンの醍醐味。
穀物類のお酒に、ジュニパーベリー等の草木を浸し、再度蒸留したお酒になります。
※トム、ジュネヴァについては割愛
ジュニパー由来の、苦みのあるさわやかな香りがします。
製法等に、より数種類に分類され場合により、人工的に香りを添加することが一部認められています。
味わい1→ジュニパーを主体とする、ハーブの香り苦み
※ハーブの配合により多岐にわたるため、一言で説明不可
味わい2→ベーススピリッツ(麦、葡萄、酒粕等)による、苦み、甘みの差
基本度数→37度から
初めて飲むなら→ソーダ割、トニック割、お湯割り。
慣れてきましたら水割りなど
おそらく、一回飲んだだけでもっとも好みが分かれるであろうお酒。でも、ジンの種類が多い所で飲むと好きになってしまうお酒の一つ。
薔薇の香りがするジン、ミカン香ジン、漆由来の苦み、
コリアンダーがもたらすエスニックな魔法、オレンジチョコの香り等様々なボタニカルが、もたらす魅惑の世界。
ぜひ、一度お試しを
※神戸界隈でジン未経験のかた、当店へぜひとも
ジンが苦手な方も、飲めるかも!?


ランバノグ
やしの花蜜から作られる魅惑のお酒
ランバノグというと、2022年時点の日本ではまだまだマイナーなジャンル。どんなお酒なのかも、想像がつかない方も多いのでは?
爽やかな甘みに、スピリッツ由来の高アルコール感。
甘みを感じますが、スピリッツ(焼酎系)なので糖質は0
味わい→花蜜による、甘い香り、味。ほんのりココナッツに、のどを通る高アルコールによる刺激
基本度数→40度~
初めて飲むなら→ソーダ割、ロック、香りを消さない程度のカクテルアレンジ
当店(カメラペルバンビーナ)でおしているワールドスピリッツ、フィリピンの伝統酒です。


梅酒
梅酒はカクテル!?
ベーススピリッツ、糖類、梅の組み合わせ次第で、無限の可能性。
それが梅酒の魅力
甘い梅酒、辛口梅酒、糖類を抜いた梅酒等様々な種類がございます。
梅酒というと、ついつい見下してしまう方、失笑してしまう方もおりますが、その奥深さは専門店で味わうほど、侮れない、大きな可能性を秘めております。
梅酒は、無限の可能性を秘めたお酒でもあるのです。
味わい→梅による酸味、糖類による甘み
味わい2→ベーススピリッツがウイスキーやブランデーなど の場合、独特の香味による渋み、辛み
基本度数→15度~(フルーツ系は5度~)
初めて飲むなら→低アルコールは、ロック、ストレート。12度以上は、ソーダ割、カクテルアレンジ、ロック、ヨーグルト割等
梅酒も、メインのお酒ととらえている当店(カメラペルバンビーナ)では、独自に、
極甘、甘、中、辛、超辛、0甘に分類してご案内しております。
更に、近年梅酒を蒸留した梅スピリッツ、梅酒に使用した梅を粉砕し酵母と合わせ発行蒸留した梅スピリッツ等どんどん幅が広がっております。
ラキヤ
バルカン地方の伝統酒。トルコのラクと別の発展と遂げたフルーツブランデーと考えるとわかりやすい。食前酒として、儀式用として親しまれている。ブランデーとして、日本でも広く流通しているのが特徴。
当店のランバノグに続く推しの酒。
ラキヤとは、バルカン地方で作られる果物蒸留酒の事であり、厳密なルールが存在する。
添加物の使用を禁じられているので、圧倒的な果物感を
楽しめる。
・アルコール度数15~55度
・アルコール添加禁止。砂糖添加禁止。
・他、添加物、甘味料、着色料の添加禁止。
※樽熟成による色付けは可
・生産者登録と法規制を満たしたもののみが販売できる。
(現在100か所ほど(登録は2000)
製法
・洗浄した果物を切る、または砕き液体に
・液状にしたものや、コミナに水分を加え発酵
・25程度になるまで蒸留する
・更に、蒸留し40度ほどまでに度数を上げる。
(おうちで作る場合法令の枠外となるので70度の
物が存在する)
★飲み方
圧倒的自由。
ニート、水割り、炭酸割、お湯割り、熱燗、カクテル
※ブルガリでは、熱燗が多い。
※民間療法では、風邪薬代わりにシュマディヤ茶として飲む。
(シュマディヤ茶→シュリヴォヴィッツァ(プラムラキヤの原産地呼称)にお砂糖を入れ温めたもの)
基本度数 40度~
※ラキヤが飲めるのなら、マスティカも是非どうぞ。
※ある程度かみ砕いて書いております。
そこは違うよッというのは、お察しください。


焼酎
基本度数 25度~
味わい➡素材による。
飲み方:自由度が高い。素材による幅広い飲み方
ニート、ロック、水割り、水割り(氷あり)、ソーダ割、
トニック割(特に芋)、カクテル、二段割、
ロックのおゆわり、おゆわり等
酒税法では、焼酎を次のように定義しています。
アルコール含有物を蒸留した酒類のうち、
A 連続式蒸留機で蒸留したもので、アルコール分36度未満、
B 連続式蒸留機以外で蒸留したもので、アルコール分45度以下のもので、ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ラム、ジンなどに該当しないものをいいます。
また、A に該当するものを連続式蒸留焼酎、
B に該当するものを単式蒸留焼酎に区分しています。
主な材料、芋、麦、米、黒糖、蕎麦、紫蘇、酒粕、あしたば、あずき、あまちゃづる、アロエ、ウーロン茶、梅の種、えのきたけ、おたねにんじん、かぼちゃ、牛乳、ぎんなん、くず粉、くまざさ、くり、グリーンピース、こならの実、ごま、こんぶ、サフラン、サボテン、しいたけ、しそ、大根、脱脂粉乳、たまねぎ、つのまた、つるつる、とちのきの実、トマト、なつめやしの実、にんじん、ねぎ、のり、ピーマン、ひしの実、ひまわりの種、ふきのとう、べにばな、ホエイパウダー、ほていあおい、またたび、抹茶、まてばしいの実、ゆりね、よもぎ、落花生、緑茶、れんこん、わかめ
また、上記の素材を使う事で本格焼酎と名乗ることができます。
その為、うどんで作った場合は本格焼酎と名乗れず、焼酎乙類となります。
色や、副原料の兼ね合いで、スピリッツ、リキュールに分類されます。
その為、樽熟成焼酎は、色がつく為、スピリッツやリキュールに分類されますが、糖類を添加しているわけではないので、甘くはありません。
近しいお酒で、朝鮮半島のソジュ(燒酒、燒酎、SOJU)がありますが、日本の焼酎(shochu)が、主原料一つに対して、おもに米、麦、サツマイモ、トウモロコシ、キャッサバなど、複数の原料を混合して作ります。
有名銘柄で、チャミスル、ジョウンデー、ジンロ、テソン等がございます。
作り方、連続式蒸留器を用いた希釈式焼酎(日本→甲類焼酎)、単式蒸留器を用いた蒸溜式焼酎(日本→乙類)、
ソジュは、アルコール度数15~20度前後の物が多く、これは韓国の法律の法律でアルコール度数の高いお酒はCMが出せないことが、一つの要因とされています。
さて、ここであれを忘れてない?とお気づきのあなたは、韓国料理やドラマが好きな方、またはお酒に詳し人です。
そう、ソジュといえばクァイルソジュ(フルーツ焼酎)、フレーバー焼酎(日本→リキュール)。種類も豊富で、非常に楽しいジャンルでもあります。
このため、朝鮮半島以外でのソジュ表記も増えております。
東南アジアの、焼酎とソジュ飲み比べてみると非常楽しいのでご旅行の際はオススメです。
※泡盛も法律上こちらに含まれます。

白酒
味わい→香型による。
醤香(ジャンシャン)→まろやかな香、強い残香。
濃香(ノンシャン)→独特な発酵の香。南国フルーツ香。爽やかな甘
清香(チンシャン)→酢酸エステル特有の香(パイナップル)
鳳香(フォンシャン)→酸、甘、苦、辛が絡みあう不思議な香
薫香(シュンシャン)→甘い薬草酒の香り(昔の風邪薬
米香(ミーシャン)→甘い、蜜の香
鼓香(チーシャン)→米と小曲で発酵させた白酒
芝麻香(ジーマシャン)→爽やかおこげ
兼香(ジエンシャン)→バランス型
特香(ターシャン)→米で作る白酒
特殊香→地方ごとに在ります。とてもじゃないですが書ききれません
(綿柔香、乳香香、馥郁香、稲花香…etc)
基本度数→40度~
初めて飲むなら→ソーダ割、ロック、
濃香または清香であれば、圧倒的に日式サイダー割
製造方法
材料、高粱、とうもろこし、米、芋、麦等、メーカーによって異なるが
基本は高粱主体
まずは、曲(チー)を用意します。
原料の穀類を粉砕してから水で練りかため、そこに「クモノスカビ」という麹菌を増殖させます。これを餅曲(ビンチィ―)と呼びます。
※日本の麹は、蒸した材料を使うので、麹と曲、お酒造りの
位置づけでは似ているものの、まったくの別種となります。
※大曲、小曲は曲をレンガ上に形成する際の大きさだけの違いです。
通常のお酒のように、甕、壺、タンクにて保管はせず
地面に深さ約2mの「窖(ジャオ)」という穴蔵を掘り、
主原料と曲を入れて土をかぶせる「窖地(こうち)発酵」を行います。
他のお酒と違い、液体にせず、個体のまま発酵させるのも大きな特徴となります。
そして、ここが白酒の香りのポイントの一つ
原料のデンプンが糖化されるだけではなく、
土の中に住む微生物たちがさまざまな成分をつくり出すこと。
酵母菌がアルコールを生成するほか、細菌の力によって
多種多様な香気成分が生まれ、白酒の豊かなアロマの元となっています。
さらに窖は何度も使い回すことで、微生物の活動が活発になり、
より香り高い白酒ができるそう。
※中には1500年ほど経過したジャオもあるそうですよ
土の中で10日~9か月以上発酵させたのち蒸留をする。
※発酵期間はメーカーによる
多いもので最大7回。1年がかりの蒸留もございます
蒸留し、酒頭(最初)、酒身(真ん中)、酒尾(最後)
になりますが、
製品として出荷するのは、酒身のみで最初に蒸留しでてくる
酒頭は、次の仕込みにて使用し、最後にとれる酒尾は廃棄される
※個体発酵は、世界でも珍しく1930年代(諸説あり)
中国から世界に知られ、大きな話題になりました。
※白酒の持つ香気成分は50以上あるとされております。
お気に入りの香型を見つけても参考程度にしかならないのは
このためです。
※日本の白酒とはまた違うものになります。
※サイダー、通常はリンゴのお酒を指します。
しかし、日本では甘いソーダをサイダーやラムネと呼ぶことがありますので、
日式サイダーという表記にしております。